若い原石というものは、磨くべきものだろうか、疑問になるくらい、「なう」を発信しているデザイナーがいた。先日行われた文化ファッション大学院大学のショーで、デザイナーの原 一志(Kazushi Hara)さんの「Performance」というコレクションは、文房具屋で売っている安全ピンがどれだけゴージャスに見えるか、という実験だった。学生らしさとプロらしさが同居したデザイナーだ。
覆うという衣服の原点を感じた。アクセサリーと衣服の境界線を見た。富と権力の持つ偉大さと儚さを知らされた。アラブの大富豪でもあり、映画『バーレスク』のような場末のダンサーのようでもある。タイトフィットなボディコンシャスやロング&リーンのロングドレスなどシンプルでありながら、存在感があるデザインこそ2011年のトレンド。う~んと唸ってしまう一瞬だ。




































