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【2012 fab exibition】更地に服を飾りましょう。

2012年5月17日 05:13
  • 東京大学服飾団体【fab】
  • 東京大学服飾団体【fab】


 東京大学の学生を中心に構成されるファッションショーを創るサークル「fab」が、2012年5月12日から13日に東京・神保町の更地で、展示会「2012 fab exibition 」を行った。幅2メートル、奥行8メートルの更地に、空中に棒を張り、作品を宙に浮かせていた。地面に白枠を配置し、水平な床のように見立てている。「土地と接する宙と水平面を切り口とし、都市における土地所有のひとつの断面を露出させる」という。



 ライスペーパーで作った服やシャツ、スカーフをつなぎ合わせた服など4点が更地に展示されていた。デザイナーの学生が言うように、「衣服を身に纏う行為は、まるで花火大会の青いシートのように、月面土地を所有する証明書のように、彼らの肉体が占める空間の所有を宣言しているかのように見える」事なのかもしれない。



 いづれにしても、更地で展示会を行うという快挙に出たことが面白い。雨が降ったら中止。まさに、洋服も更地も生き物だ。気候、天候によって見え方も感じ方も変わる。スカーフの穴をくぐって狭い空間で空を仰いでいるとそこに洋服があり、天空に向かって昇る棒があった。未来に続く階段のように見えた。冥想の世界にまよい込んだような、すごく貴重な体験をした。



【関連資料】

東京大学服飾団体【fab】

2009年2月にはmode-and-science projectの第2弾となるファッションイヴェント
『O・M・O・T・E・N・A・S・H・I』を同会場にて開催。アドバイザーに滝沢直己を迎え、
三宅一生が来場するなど各方面の注目を集めた。


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