フランスを代表するセレブ女優 クロティルド・クローが、パリに生きる等身大の女性を熱演
第68回カンヌ国際映画祭監督週間で上映され絶賛された、名匠フィリップ・ガレル監督の最新作『パリ、恋人たちの影』が2017年1月21日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。

パリ、恋人たちの影

夫・ピエールの才能を信じ、二人三脚でドキュメンタリー映画を制作する妻・マノン。映画制作に行き詰まりを感じていたある日、ピエールは若い研修員のエリザベットと偶然出会い、恋に落ちる。あるときエリザベットは、予期せずピエールの妻マノンが浮気相手と会っているところを目撃し、彼に告げるが――。

本作は、共同脚本を『昼顔』『勝手に逃げろ/人生』などを手がけたジャン=クロード・カリエールが、撮影を『さよなら子供たち』『満月の夜』のレナート・ベルタが務め、ヌーヴェルヴァーグを支えてきた巨匠スタッフたちとフィリップ・ガレルが撮りあげた意欲作。思い描いていた未来とは少し違う現在に、満たされない想いを抱え、愛されたいと彷徨う男と女たち。愛の痛みだけでなく、愛する喜びがモノクロームの映像の中に軽やかに浮かび上がります。

本作では、パリに生きる等身大の男女の姿が印象的に描かれ、登場人物たちが着まわす飾らないファッションが、それぞれの個性を際立たせています。そんな本作でも描かれるフランスのファッションスタイルは、12か国でベストセラーとなり日本でも人気を博している「フランス人は服を10着しか持たない」(ジェニファー・L・スコット)でも取り上げられています。限られた服で自分の個性や意志を表現するフランス流のファッションスタイルに注目しながら、『パリ、恋人たちの影』の魅力を紐解きます!

◎ヒロインを演じたのは、イタリアの国王の末裔と結婚したセレブ、クロティルド・クロー。シーンによって違った自分を演出!お手本にしたくなるコーディネート。

本作で、映画監督の夢を持つ夫を献身的に支える妻マノンを演じたクロティルド・クローは、言わずと知れたフランスを代表する女優。『ピストルと少年』(90/ジャック・ドワイヨン監督)映画デビューし、同作でヨーロッパ映画賞主演女優賞を受賞。95年には将来を期待される若手女優としてシュザンヌ・ビアンケッティ賞を受賞し、その後も、『ひとりぼっちの狩人たち』(95/ベルトラン・タヴェルニエ監督)、『エリザ』(95/ジャン・ベッケル監督)、『パトリス・ルコントの大喝采』(96/パトリス・ルコント監督)、『甘い嘘』(99/マティアス・ルドゥー監督)、『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』(07/オリヴィエ・ダアン監督)など数々の作品に出演し、力強くも繊細な演技力で存在感を放ってきた。

そんな、演技派の彼女だが、実は私生活ではイタリア最後の国王ウンベルト2世の孫であるエマヌエーレ・フィリベルト・ディ・サヴォイアと結婚し、ヴェネツィア=ピエモンテ公妃という超セレブ。プライベートのファッションも注目されるクロティルドだが、本作では、いたって普通、パリのどこにでもいるような女性をリアルに演じている。夫と、友人と、そして愛人と…シーンごとに注目していくと、ファッションを通して自分の変化を表現するヒロイン・マノンが浮かび上がってくる。

すぐにでも取り入れたくなる、フランス流着回しコーデが随所に見られる『パリ、恋人たちの影』。ベストセラー「フランス人は10着しか服を持たない」も唸るはず!?ぜひ、本作を見てコーディネートのお手本にしてみては。

パリ、恋人たちの影 パリ、恋人たちの影

■夫ピエールと過ごすマノン

夫に愛されたいと、献身的なマノンは夫ピエールの前では大人な女性でありつつも、どこか少女のよう。
そんなマノンのファッションは、V字ネックのレトロな柄のドレスワンピースをメインに、エレガントになりすぎるところを、ジャケットを羽織って、カジュアルらしさをプラス。しっかりと脚を見せるアンクルストラップサンダルは、可愛らしさのアクセント
に。大人の女性の魅力と少女らしさがミックスしたスタイル。

■愛人と過ごすマノン

信じていた愛を見失い、別の男性に愛情を見出そうとするマノン。迷いながらも、必要とされている実感を得たマノンはどこか自立しているよう。そんなマノンのファッションは、飾り気のないラフなダークトーンのカットソーにジャケット。ジーンズというメンズライクなコーディネート。内面を見つめようとしてくれる愛人の前だからこそ見せられるスタイル!?

■部屋でくつろぐマノン

夫と愛人の間で揺れながらも、家では夫のために尽くすマノン。そんなマノンのルームウェアは、背中に大きな花柄がデザインされたオシャレなガウン。アップにまとめた髪が、ラフなスタイルの中にも女性らしさを演出。

■フォーマルなシーンのマノン

月日が流れ、久しぶりに再会するマノンとピエール。再会の場は、かつて二人が夫婦でドキュメンタリー映画を撮影していた時に取材をしていた老人の葬儀。
限られた服装でフォーマルなシーンにも着回しで対応できるのは、さすが!アップヘアにトレンチコートでまとめ、これまでよりも洗練された都会的な印象すら感じさせる。

すぐにでも取り入れたくなる、フランス流着回しコーデが随所に見られる『パリ、恋人たちの影』。ベストセラー「フランス人は10着しか服を持たない」も唸るはず!?ぜひ、本作を見てコーディネートのお手本にしてみては。

パリ、恋人たちの影

パリ、恋人たちの影

監督・脚本:フィリップ・ガレル
共同脚本:ジャン=クロード・カリエール(『昼顔』)
撮影:レナート・ベルタ(『満月の夜』)
出演:クロティルド・クロー(『ピストルと少年』)、スタニスラス・メラール(『ドライ・クリーニング』)、レナ・ポーガム

(C)2014 SBS PRODUCTIONS – SBS FILMS – CLOSE UP FILMS – ARTE FRANCE

2017 年 1 月 21 日(土)より シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
35mm フィルムによる特集上映同時開催!

http://www.bitters.co.jp/koibito/

映画 『パリ、恋人たちの影』 予告編
ポスト・ヌーヴェルヴァーグの旗手として注目を集め、『ギターはもう聞こえない』(ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞受賞)『愛の誕生』『夜風の匂い』『恋人たちの失われた革命』(第62回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞)など、私生活を反映させた、数々のほろ苦くも美しい恋人たちの姿を描き続けてきた名匠フィリップ・ガレル監督が放つ、最新作。

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