日本には、ヨーロッパの名門学校出身の優秀なファッションデザイナーがたくさんいる。それになのに、なかなかの陽の目を見ない。プロモーションも企画もデザインも全て合格なのに、世間が認めない。ここでいう世間がというのは、一般の消費者だ。専門家や評論家の先生は、褒めるのだが、一向にヨウジや川久保玲のように這い上がれない。

それは、日本が世界基準を持たないためだと思う。敢えて持たないのか、持ちたくないのか定かでは無い。独特のオリジナルの文化を形成している。頑固なほど、ロリータのような可愛い文化を好む。セクシーとか、大人っぽいとか、エレガントとか、と無縁の世界だ。

アジアを見回しても、可愛い洋服や少女服を好む女性や男性は少数だ。最近は、一部に日本文化を愛する人たちが急増しているという。日本は、男性が強い女性や自立した女性より、おとなしく健気に男性を立てるような女性を求める傾向にある。意見や発言を控え、命令に従うような、間違うと男尊女卑に近い傾向がある。

ヨーロッパで勉強してきた定義や概念が、全てゼロになる。アダルトでエレガントでアクティブな女性像を破壊しなければ、日本で活躍するのは無理だ。菜々緒や米倉涼子が演じるような強くて自立する女性は希だ。

私は、ヨーロッパで成功するまで仕事をやるしかないと思う。せっかくの才能や技術、語学力が使えない。もしくは、シンガポールのような大人の女性が活躍するアジアを拠点にした方が成功すると思う。

日本でくすぶっているデザイナーを見ていると歯がゆくて仕方ない。メジャーリーグで日本人選手が大活躍している。サッカーのヨーロッパリーグの名門チームで大活躍している。留学組のファッションデザイナーも世界で活躍すべきだといつも期待して居る。日本じゃ無理だから。(井上和美)

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