生命力がまったくない食ものを食べさせられている



 
 園芸やガーデニングにこったのは、いつごろだろうか?種や球根から育てて、花が咲き終わると種や球根を収穫して、翌年に種まきや球根を植えをした。ところが、種の会社が、種ができないように品種改良してしまった。毎年、買わせるためにやったことで、園芸やガーデニングの楽しみが終わってしまった。案の定、ブームは終わった。ペットブームに移行するまで時間は、かからなかった。独り儲けをして、莫大な利益を得ようとした種のメーカーは、生態系そのものを破壊する行為をやってしまった。米も同じように、種ができないように品種改良されてしまった。死んだ米を食べているのと一緒だという学者もいる。生命力がまったくない食ものを食べさせられている訳だ。

 環太平洋戦略的経済連携協定、いわゆるTTP参加で、遺伝子組み換えの食品や危険な薬品等が市場解放される。すべて自己責任で判断しなければならないが、まともな食品は、高くて買えないから、庶民は泣き寝入りになる。広義で考えれば、貧乏人をどんどん死にいたらしめ、世界的な人口増加を食い止めようロ言う大義名分もあるかもしれない。たった100年足らずで10倍位に人口が増加する。地球上に100億人の人間が生存するためには、食料だけでなく、住宅、クルマ、仕事など供給すべきものが多すぎる。人口が増えれば、儲かるという計算は成り立たない。

 お金を使える人間がどれだけいるのかが問題であって、使えない、使わない人間はいらない。それが経済人が考えている本質だ。ダイエット・スパイラルの話は面白い。ダイエットさせるための食品、器具、薬品、スポーツジム、書籍がある一方、グルメに関する情報も洪水のように溢れいている。ダイエットに成功しそうになったら、スイートだ、ランチだ、ディナーだ、ラーメンだ、寿司だ、焼き肉だと広告が入る。そしてあまりに美味しそうなので食べてします。そうしたら、待ってましたとばかり、痩せるためのメニューが紹介され、ジムが紹介され、書籍やDVDが販売される。また、痩せ始めたら、スイーツや美食ものの特集がある。また、太る。

 どうにも、ダイエットスパイラルにどっぷり使っていたのは私自身のようだ。努力が無駄のように、繰り返し、繰り返し、体重計のアップダウンのグラフを見て挫折の人生を送っている。極めつけは、医者に「このままだと死ぬよ」という最後通告。体重計は嘘をつかないから、正直の数字を刻む。情報操作によって、刷り込まれた商品を買う。ランニングシューズ、トレーニングウェアを買って運動を開始するが、長続きしない。決まって、2ヶ月くらいでリタイアする。テレビCMや雑誌CMで食べたいものが、どんどん増える。どんどん太る。

 結局、種のできない花のように、太るように仕組まれているのかもしれない。痩せさせてくれない仕組みがあるように思う。経済活動は、情報活動だ。どこかで、人をだましながら活動しないと生きながらえない側面もある。こういう風にすれば売れるという戦術には、そうでもないものでも、あおって売る方法がある。有名人を使うのは、そういう方法の一つだが、まんまと買ってしまうことがある。信頼というのは商品にでなく、宣伝する人に対して信頼する場合が多いからだ。身体によくないとは、誰も言わない。でも、長い間摂取することで我意になるものもある。これからは、自己責任が問われる時代だ。商品に対してチェックを怠らなことが大事なのかもしれない。(2013年2月25日 井上和美)

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