• 伊勢丹
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 新宿といえば、頭に浮かぶのは、伊勢丹、紀伊国屋、中村屋、てな具合に、横文字が一個もでてこない。特に、この商売を始めてから、伊勢丹には思い入れがある。若いころ、伊勢丹で商売の面白さを教えてもらったからだ。まだ、1970年代後半の新宿は、「鈴屋」「三愛」「高野」というレディース専門店がしのぎを削っていた。10代から20代の女性がわんさかいて、こぞって最新の洋服を買った時代だ。いまの上海のようにファッションに目覚めた若者たちであふれていた。、急成長の時代だった。

 そういう時代にあって、伊勢丹にも、ティーンズコーナーという売り場があった。ティーンエージャーが、百貨店を利用した時代だ。アパレルにいた私は、伊勢丹のスタッフとともにその売る場で画期的なヒット商品を作りだした。スーパーヒットだ。売れるということは、社会貢献をすることだと実感した。ファッションに長く携わり続けられているのも、その経験があるからだ。売れるということは、より多くの人に愛されている証。それをデザイナーやクリエイターの人に理解して欲しいと思う。『デザイナーよ、ビッグになれ!』と街は言っているように聞こえる。伊勢丹の前に来ると、そんなことをいつも思う。

【関連資料】
伊勢丹
鈴屋
三愛
高野
伊勢丹だけがなぜ売れるのか 誰からも支持される店づくり・人づくり

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