深刻な金融危機に揺れるアメリカ、先の見えないイラク問題に欠陥だらけの社会保障…超大国は内部から崩れ落ちていくのか!?明快な論理、辛辣なユーモア―世界最高峰のインテリが鋭くえぐりだす超大国アメリカの根ぶかい病の数々。

破綻するアメリカ 壊れゆく世界 ノーム・チョムスキー (著), 鈴木 主税 (翻訳), 浅岡 政子 (翻訳)

人類の生存を脅かす問題が三つある、とチョムスキーはいう。
核戦争、環境破壊、そしてその両者を現実化してしまう恐れのある
超大国アメリカの存在だ。
米国は他国を「失敗国家」と断じて介入をつづけているが、
実は自らがそれになりつつあるのだ、と著者は警鐘を鳴らす。
失敗国家の特徴とは、暴力や破壊から国民を守れない、
もしくは守ろうとしない点、そして自国を国際法の枠外にあると見なし、
思いのままの行動を取る点である。

民主化・テロとの戦いなどの理想を掲げながらも、
実は国益のみを考えてイラクに侵攻したアメリカ。
しかし、それによって逆にテロの脅威が増大し、
危険な兵器の拡散が加速してしまっているのが現実だ。
中東地域の安保問題の核心はイスラエルの核保有なのだが、
アメリカはこの点が国際間で話題にならないよう
一貫してふるまってきた。
アメリカは「万民の法」を無視する無法者の国家になり下がった、
と著者は鋭く批判する。



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