主催:ブルトン・デュ・ジャポン協会
 ブルトン・デュ・ジャポン協会は、毎年、聖イヴ(5月19日)の時期に「ブルターニュ祭」を東京で開催しています。今年はブルターニュの女性ハープ奏者・歌手のセシル・コルベルを迎え、コンサートを行います(5月14日19時30分、日仏会館)。セシル・コルベルは今年の夏公開のスタジオ・ジブリ最新作アニメ映画『借りぐらしのアリエッティ』の主題歌を作詞作曲し歌っています。
 今回の記者会見は『借りぐらしのアリエッティ』から離れ、世界で活躍する若き女性ハープ奏者・歌手としてのセシル・コルベル自身にスポットを当てて行います。彼女の創作活動について、またインスピレーションの源である故郷ブルターニュへの思いなどを語っていただきます。
【セシル・コルベル】
 フランス北西部のブルターニュ地方フィニステール県出身(フィニステールとは『地の果て』の意)。ハープ奏者、歌手、作詞作曲家。
 思春期にケルティックハープに傾倒し地元のコンセルヴァトワール(音楽学校)でハープを習う。伝統的ケルト民族音楽に源を求めつつ、自らの作詞作曲で演奏し歌う彼女。その音楽に共鳴したクラッシック的要素を持つミュージシャンたちと共にフランスや世界各地で公演し、多くの人々を魅了している。
 ケルト民族を祖先とするフランスのブルターニュ地方はスコットランドやアイルランドと同じくケルト文化圏に属し、ケルトの流れを汲む伝統文化が今も息づいている。ブルターニュの伝統音楽はFest-Noz(フェス・ノズ)と呼ばれる伝統的な夜祭りで演奏され、子供からお年寄りまで輪になって音楽に合わせダンスを踊る。ここでは伝統音楽・ダンスが世代を超えて親しまれ継承されている。
 また、森や海、美しい自然に恵まれたブルターニュには「アーサー王物語」「コロボックル」など、数多くの神秘的な伝説がある。セシル・コルベルは伝統的ケルト民族音楽やブルターニュの伝統文化から大きな影響を受けている。
 スタジオ・ジブリが今夏公開のジブリ劇場最新作『借りぐらしのアリエッティ』(原作はイギリスの作家メアリー・ノートン『床下の小人たち』)の音楽担当を探していた昨年、スタジオ・ジブリの鈴木プロデューサーに送った1枚のCDがきっかけとなり、セシル・コルベルが主題歌および音楽制作に大抜擢される。
 フランス語だけでなく、ブルトン語(ブルターニュ地方の言語)、ゲール語、ドイツ語、スペイン語でも歌う彼女は、今回、日本語に初挑戦。今年は最新アルバムの制作および、ヨーロッパ、日本、アメリカなどでの公演が予定されている。
ディスコグラフィ:「harpe celtique & chants du monde」(2005)、「SongBook 1」(2006)、「SongBook vol. 2」(2008)、「借りぐらしのアリエッティ」(2010)
【ブルターニュ地方】
 ブルターニュ地方はフランスの北西部に位置し、独自の古い歴史と伝説を持っている。巨石文化や自然崇拝のケルト民族が祖先で、その歴史は紀元前5千年までさかのぼる。1532年にフランス王国に併合されるまでは独立した公国であった。ブルターニュ地方の人々は「自分たちはフランス人である前にブルトン人である」と言うほど故郷ブルターニュを愛し誇りに思っている。彼らは独自の言語(ブルトン語)や歴史と宗教に基づいた独特の文化を大切にしている。伝統的な祭りがとても盛んで、夏になるとブルターニュの各地で開催される。
 会見ではケルト文化と言語に造詣の深い原聖・女子美術大学教授からブルターニュについて紹介する予定。
原聖(はら・きよし)1953年、長野県生まれ。現在、女子美術大学教授。多言語社会、多文化社会、地域文化、民族学的研究がおもな研究テーマ。最新刊に講談社『ケルトの水脈』(興亡の世界史07、2007年)。
【ブルターニュ祭 (聖イヴ、5月19日)】
 「ブルターニュ祭」実行委員会により、ブルターニュでは10年前からこの地方の守護聖人である聖イヴの祭日にお祭りが行われてきた。創造的で連帯を大切にするブルターニュの人々が、自分たちの故郷を知り理解してもらうため、ブルターニュ各地はもちろんニューヨークや東京でもコンサート、展覧会、演劇、講演会、ピクニックなど200以上のイベントを行っている。アイルランドに聖パトリックがいるように、ブルターニュには聖イヴがいるのである。
【ブルトン・デュ・ジャポン協会】
 ブルトン・デュ・ジャポン協会はブルターニュ地方と日本の緊密な交流を目的としています。本協会はブルタ-ニュ地方と日本の、とりわけ文化と経済の発展に貢献することを目的に設立されました。
【URL】 http://www.bretonsdujapon.com

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