 ランボルギーニのフラッグシップモデルである V 型 12 気筒の次世代モデル
 象徴的な新デザインは、空力性能を重視
 新四輪ステアリングシステム
 大幅に進化を遂げたサスペンションおよび電子系統にカスタマイズ可能なドライビングモード
 パワーアップした自然吸気 12 気筒エンジン、最大出力は 740 HP
 0-100km/h 加速は 2.9 秒、トップスピードは 350km/h

ランボルギーニ・アヴェンタドール S スーパースポーツカー

【サンタアガタ・ボロネーゼ、2016 年 12 月 19 日】
アウトモビリ・ランボルギーニは、フラッグシップモデルであるアヴェンタドールの次世代モデルとなる「アヴェンタドール S」を発表しました。新ランボルギーニ・アヴェンタドールS 最大の特徴は、空力にこだわった新デザイン、再開発されたサスペンション、より強化されたパワーおよび新たなドライビングダイナミクスと言えるでしょう。「S」は、たえず進化を続けるアヴェンタドールの系譜に引き継がれるモデルであり、V 型 12 気筒ランボルギーニ車の新たなベンチマークとなる存在です。

「アヴェンタドール S は、アヴェンタドールの次世代モデルであるとともに、スーパースポーツカー開発の技術およびパフォーマンスにおける新たなマイルストーンとなる車でもあります。」と、アウトモビリ・ランボルギーニの CEO、ステファノ・ドメニカリは語ります。「先進的なデザイン、最先端技術およびドライビングダイナミクスが完璧に調和し、スーパースポーツカーの概念を新次元へと導きました。」

デザインおよび空力学

「アヴェンタドール S」のデザインは、同モデルがアヴェンタドールの新世代モデルであることが明確に分かります。車体のフロントおよびリアをはじめとする外装の一部が改良された一方で、側面はアヴェンタドールならではの特徴を残しています。また、今回、意図無く修正されたコンポーネンツはひとつとして存在せず、いずれも空力性能を最大限にまで高めるとともにアヴェンタドールならではの複雑かつパワフルな力学を強調しています。さらに、ランボルギーニ・チェントロ・スティーレによって、カウンタックのオリジナルモデルを思わせるリアホイールのアーチのラインをはじめ、過去のアイコンの要素も巧みに取り入れられました。

より攻撃的な印象になったノーズと長さを増したフロントスプリッターが空気の流れを変え、空力効率、エンジン冷却およびラジエーター冷却面での向上を実現。フロントバンパー側面のエアダクト 2 本が、フロントタイヤからの空力干渉を抑え、リアラジエーターへの交流を最適化します。

車体後部の大半を占めるのが、ブラックのディフューザーです(ご希望に応じてカーボンファイバーに変更可)。数枚の垂直フィンが気流の効果を増幅させるとともに圧力回復を通じて空気抵抗を削減し、ダウンフォースを発生させます。また、リアバンパーには単排気管が 3 本通っています。

可動式のアクティブリアウィングは、速度やドライブ・セレクトモードに応じて 3 つの位置のいずれかに移動可能です。改良された車全体のバランスを最適化し、新たにシャーシ下の前方後方に取り付けられたボーテックス・ジェネレーター(気流を最大化しブレーキ冷却を補助)と連動します。

デザインを一新した結果、大幅に空力性能が向上しました。先行モデルのアヴェンタドール・クーペに比べると、フロントのダウンフォースが 130%も増加。ウィングが最適位置にある状態では、高ダウンフォースでの全体効率が 50%増加、低抗力での全体効率が 400%以上も増加しました。

ランボルギーニ・アヴェンタドール S スーパースポーツカー

ドライビングエモーションを進化させる 4 つの優れた機能:
四輪駆動、新アクティブサスペンション、新四輪ステアリングシステムおよび新「エゴ(EGO)」ドライビングモード

「アヴェンタドール S」のシャーシには、引き続きアヴェンタドールの個性的かつ頑丈なアルミニウム・フレーム付き軽量カーボンファイバー・モノコックを採用しています。その結果、乾燥重量は 1,575 kg に留まりました。

「アヴェンタドール S」は、最高のドライバビリティ、乗り心地およびパフォーマンスを目指す「トータル・コントロール・コンセプト」にもとづいて開発されました。特にハンドリングとドライビングエモーションの向上にこだわり、サスペンションのみならず電気制御システムにおけるすべての面において進化を遂げています。

横方向制御を向上させたのが、今回ランボルギーニのシリーズ生産車に初採用となった新四輪ステアリングシステムです。同システムにより、低速および中速時での俊敏性が高まり、高速時の安定性が増しました。

また、フロントアクスルでは、より自然で高反応な感触とシャープなターンインを可能にするランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(LDS)と統合されています。なお、LDS は、リアアクスルに搭載されたランボルギーニ・リアホイール・ステアリング (LRS) と統合する目的で、特別に採用されました。LRS は、ドライバーのステアリングに応じて 2 本のアクチュエーターが 5 ミリ秒の速度で反応し、リアルタイムでの角度およびコーナリング剛性の調整を可能にします。

低速時にはフロントホイールがステアリング角度と逆方向を向き、ホイールベースを縮めます。これまでより小さいステアリング角度での走行が可能になるため、より俊敏性に富み、回転半径が小さく、カーブでも高パフォーマンスを発揮。街中や低速運転時での操作が簡単になりました。

一方、高速時では、フロントおよびリアホイールが同じステアリング角度をとり、ホイールベースを拡大。車体の安定につながり、反応性を最適化します。

垂直制御の要となるのが、新四輪ステアリングに合わせて運動学面での修正を施した最新式のプッシュロッドおよびランボルギーニ 磁気粘性サスペンション(LMS)。新サスペンションについては、キャスターおよびシステムへの負荷を削減するために上下アームおよびホイールキャリアを装備するなど、LMS 用に形状を最適化しました。

新リアルタイム可変ダンピングシステムは、ホイールおよび車体制御を最適化するとともに均衡および地盤剛性を最大化します。また、新リアスプリングも、車体のバランス向上に貢献しています。

一方、縦方向制御のベースとなるのが、新 ESC 戦略です。ドライビングモードに応じて、よりスピーディーかつ高精度なトラクションや車体力学の制御を叶えるべく改良された戦略です。雪上や氷上などでのテストを重ね、「アヴェンタドール S」は粘性の検知度を高めることに成功。あらゆる状況下で最大のグリップを得られ、ハンドリング力が従来よりも高まりました。また、車体を安定化させる効果を持つ新 LRS に合わせて常時四輪駆動を調整し、リアアクスルへのトルク配分を増加させました。スロットルの電源を切ったときにフロントアクスルへと移動するトルクを尐なくすることでオーバーステア挙動を可能にし、スポーティーでありながらも安全なドライブが可能です。

また、上記のシステムを管理するランボルギーニ・ディナミカ・ヴェイコロ・アッティーヴァ(LDVA)制御ユニットを統合しました。LDVA は車の新たなブレーンとなり、車体の全センサーからリアルタイムで正確な車体動作関連情報を受信。瞬時に稼働中のシステムにとって最適な設定を決定し、あらゆる状況において最適な車両力学を実現します。

ランボルギーニ・アヴェンタドール S スーパースポーツカー ランボルギーニ・アヴェンタドール S スーパースポーツカー

「EGO」コンセプト ―― カスタマイズ可能なドライビングモード

「アヴェンタドール S」では、「ストラーダ」、「スポルト」、「コルサ」、さらに今回新たに加わった「エゴ」モードの 4 種のドライビングモードをご用意しました。ドライバーの気分に応じて自由にお選びいただきます。各モードによって、トラクション(エンジン、ギヤボックス、4WD)、ステアリング(LRS、LDS、サーボトロニック)、サスペンション(LMS)の挙動が変化します。

ストラーダは快適性を重視した走りで、日常使いにお勧め。スポルトは、スポーティーなリアホイールならではのドライビング感覚を楽しみたいときに、コルサはサーキットでパフォーマンスを最大限発揮させたいときに最適です。

エゴは、今回新たに加わったドライビングモードです。従来モードへの追加設定ならびにエゴモード独自の設定を備えています。ストラーダ、スポルト、コルサの設定をベースに、ドライバーの好みに応じてトラクションやステアリング、サスペンションをカスタマイズ可能です。

「アヴェンタドール S」では、すべてのドライビングモードを再調整しました。このため、全輪駆動と ESC の統合性だけでなく、エンジン・トルク管理システムおよびトラクションコントロールリアクション間のインターフェースが改良されました。

LRS に合わせて各ドライビングモード時のフロントおよびリアアクスルへの常時トルク配分が再調整されています。また、これまでよりも明確に各ドライビングモードを差別化しています。

ストラーダでは、前進時のダンピング抵抗をスムーズにすることで、悪路でも快適かつ安定した乗り心地を実現しました。また、標準仕様では前後輪トルク配分が 60/40となっています。安全性及び安定性を確保し、粘着係数を最大化したことにより、運転および制御がより簡単になりました。

スポルトでは、車体を安定させる効果を持つ LRS の採用によって後輪へのトルク配分が最大 90%にまで引き上げられました。このため、カーブの多い道でもスポーティーなドライブをお楽しみいただけます。また、安全性と快適性はそのままに、ドライビング精度および総合的な操作性を高めました。アクセルを緩めた際にフロントアクスルへ移動するトルクを軽減させることで車のアジリティが高まり、またライトスロットルおよびステアリングホイールコントロールを使用して簡単にオーバーステアおよびドリフティングがおこなえます。

コルサでは、ドライビング精度やトラクションを維持しつつ、力学およびトラクション制御による介入を軽減。高度な制動力により、ドライビング感覚、ステアリング、ブレーキ、スロットルなど、ドライバーとの応答性が最大限に発揮されます。また、高パフォーマンス時におけるカウンターフェーズ・ステアリングの強化と、前後車軸トルク配分(最大前後車軸トルク配分は 20/80)を実現。これにより、挙動がよりニュートラルになり、サーキットに適したパフォーマンスが最大限発揮できるようになりました。

エンジンおよび排気

「アヴェンタドール S」の V 型 12 気筒自然吸気 6.5 リッター・エンジンは、先行モデルの出力を 40HP 上回り、最大出力 740HP。トルクは 5,500 rpm で 690 Nm となりました。パワーアップを図るにあたり、VVT(可変バルブタイミング)および VIS(可変インテークシステム)の両方を最適化し、より豊かなトルクカーブを実現。さらに、最大エンジン回転数も 8,350rpm から 8,500rpm へ増加しています。また、乾燥重量が1,575kg と軽いため、パワーウェイトレシオも 2.13 kg/hp となっています。0-100km/h加速は 2.9 秒、トップスピードは 350km/h 以上。トランスミッションを担うのは、軽量のランボルギーニ ISR(インディペンデント・シフティングロッド) 7 速シフティングシステム。ロボット化されたギアシフトを搭載し、50 ミリ秒以内にギアシフトがおこなえます。

「アヴェンタドール S」は、重要な研究開発プロジェクトの成果として生まれた新排気システムを採用しています。先行モデルより 20%の軽量化に成功し、いくつものコンフィギュレーションを試した結果、V 型 12 気筒自然吸気エンジンならではの個性的なエンジン音および音響効果が、さらなる進化を遂げました。また、後部に取り付けられた単排気管 3 本により、新排気システムが存在することが視覚的にも分かります。

先行モデルと同様、「アヴェンタドール S」はエンジン効率を最適化するためにストップ・アンド・スタート・システムとシリンダー休止機能を装備しています。エンジン能力を全開にする必要がないときには、シリンダーバンクの内ひとつのスイッチを切ると 12本ある気筒の内 6 本が一時的に休止します。一方、加速すると、ドライバー自身が気づかないほどの滑らかさで瞬時にシステムが 12 気筒モードへ切り替わります。

タイヤおよびブレーキシステム

「アヴェンタドール S」が採用したのは、新たに特別開発されたピレリ P Zero タイヤです。このタイヤは、 ステアリング、トラクション、レーン変更およびブレーキ効率が最適化されています。LRS 特有の動的挙動に反応するよう専用設計されており、滑らかなハンドリングとドライバーフィードバックが得られます。フロントおよびリアタイヤからの力の発生を改善した車体設計により、ピレリ P Zero タイヤの横加速度が高まり、アンダーステア特性を軽減します。

ブレーキシステムには、カーボンセラミック製ブレーキを標準装備。放熱性のカーボンセラミック製ディスクを採用したことによってブレーキ性能が向上し、100 km/h からの
制動距離が 31 m に短縮されました。

アヴェンタドール S ―― ドライバー環境

「アヴェンタドール S」のコックピットは、新機能や趣向とともに一新されました。新 TFTデジタルダッシュボードは、ドライバーの好みに応じてカスタマイズ可能。ストラーダ、スポルト、コルサと、モードごとに異なるコンビ画面が設けられ、エゴモードとも連動しています。また、コントロールパネルのドライビングモード・オプションからエゴボタンを選択するとポップアップ画面に新たなオプションが表示され、自由に設定を選べます。

また、AppleCarPlay を標準搭載。お手持ちの Apple 機器のエンターテインメント系コ
ンテンツの操作など、音声操作で通話をお楽しみいただけます。

オプション仕様のランボルギーニ・テレメトリー・システムは、ラップタイムやトラック上のパフォーマンスに関するデータを記録します。

「アヴェンタドール S」の内装は、ランボルギーニの アド・ペルソナム・カスタマイズ・プログラムを使用して自由自在にカスタマイズしていただけます。

お客様の問い合わせ先
ランボルギーニ カスタマーセンター TEL: 0120-988-889
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