いよいよ会期も残りわずかとなった「DAVID BOWIE is」。 3月19日( 日)にはその日本展開催を記念した「DAVID BOWIE is ~プレミアム・トークショー」の第四弾が、ゲストにスタイリストの高橋靖子氏、聞き手にラジオパ ーソナリティ、ナレーターなどでお馴染みの坂上みき氏を迎えて行われました。

高橋靖子,坂上みき,プレミアムトークショー

このイベントはデヴィッド・ボウイと時代を共にした 4 人のクリエーター、鋤田正義氏、山本寛斎氏、ミック・ ロック氏、高橋靖子氏(出演順)を 2 月 27 日(日)、3 月 5 日(日)、11 日(土)、19 日(日)の各日程 1 名ず つ迎え、デヴィッド・ボウイのクリエイティブの本質に迫るトークショーとして開催しました。

4 週連続で開催されたトークショーも今回が最終回。最後を飾るのは日本のスタイリスト第1 号、“ヤッコさん”の 愛称で親しまれ、デヴィッド・ボウイをはじめ忌野清志郎、坂本龍一、布袋寅泰など多くのミュージシャンのスタ イリングを担当して現在も現役で活躍するスタイリスト・高橋靖子氏です。 1970 年代初頭、ボウイと日本を結びつけるきっかけを作り、ジギー・スターダストとして一世を風靡した時代の ステージ衣装や、HEROS セッションのスタイリングを手がけ、公私に渡ってボウイと並走してきた”ヤッコさん”が ボウイとの秘話を語りました。

スタイリストの高橋靖子氏

トークショーは、当時の写真や映像をモニターで見ながら和やかに進行。冒頭、坂上氏からボウイとの出会いを 尋ねられ、1972 年にT-REXの撮影でカメラマンの鋤田正義さんとロンドンを訪れた際に偶然見かけたポスターが きっかけで興味を持ち、すぐさま所属レコード会社のRCA にコンタクトを取ったことや、ライブを観た瞬間に「絶 対この人だ。この人を鋤田さんに撮ってもらうしかない」と確信を持ったことが語られました。

スタリストを務め ることとなった73 年2月のNYラジオシティ・ミュージックホールでは、山本寛斎さんの衣装の引抜きを担当して いたものの、ボウイが素敵で見とれてしまい本人から出を促された話や、楽屋で息子をあやす微笑ましいボウイの エピソードを披露。その一方、ステージ直前で緊張が高ぶったボウイを母の様に背中を擦って落ち着かせたという 体験に触れ、 「たった一人でステージに立つというその怖さがどれだけのことか」と、ボウイの気持ちを慮った事が話されました。

追って73 年4 月の初来日の記者会見時では、”茶目っ気を出して”ミッキーマウス型のおもちゃカメラを買って記 者席に陣取っていた所、すかさずボウイがやってきてカメラを取り上げ、記者たちを写し始めたエピソードに。

「そ ういういたずらっぽいユーモアのセンスがデイヴィッドや他の海外アーティストと似ていて仲良くなれたのかも知 れないですね」とのコメントも。また77 年のHEROESセッションは、当初予定していなかったものの、ボウイが 自ら「鋤田さんとフォトセッションを」と提案し実現したこと、また、衣装に関して「革ジャンを適当に用意して 欲しい。他はいらない」とのオーダーがあったことに触れ、「もう彼の中にイメージがあったんでしょうね。この瞬 間に居られたのは本当に凄いこと」、と当時を振り返りました。

他にも80年代、ボウイが頻繁に来日していた際の素顔や、鋤田さんとのフォトセッションでボウイが”自分の人 形を作ればいつでも撮れるよ”、と提案して実際に人形が作られた話、また舞台上に飾られたボウイ直筆のサインが 入ったギターは74 年にサインをもらったおもちゃのギターのサインが消えて捨ててしまったことを知ったボウイ が“Still No.1”と書いてプレゼントしてくれたという話など、近くでボウイを見てきたヤッコさんならではエピソー ドが次々に繰り出されました。

ラジオパ ーソナリティ、ナレーターなどでお馴染みの坂上みき氏

最後、坂上氏から「改めてボウイと過ごした時間を振り返っていかがですか」と尋ねられると、ヤッコさんは「あ まりにも自然に付き合っていたので、亡くなってみてどれだけ凄い人だったかということを思います。深い深いも のを頂いていたんだな、と。もうちょっと彼に会いたかったという気持ちもありますけれど、一緒にいなくても自 分の中に存在している、という想いもあります」と締めくくりました。

高橋靖子氏がスタイリングを担当した衣装や、プレゼントして愛用してくれていたというネクタイ(ショウモー メントにあるライヴ・エイドの衣装)など、ボウイの多種多様な衣装も多数展示する「DAVID BOWIE is」は会期 残りわずか、4 月9日(日)まで天王洲の寺田倉庫G1 ビルで絶賛開催中です。

DAVID BOWIE is 日本展実行委員会は、「20 世紀で最も影響力のあるアーティスト」デヴィッド・ボウイの世 界観やキャリアを総括した大回顧展「DAVID BOWIE is」(会期:2017 年 1 月 8 日~4 月 9 日、会場:寺田倉庫 G1 ビル)を開催。

≪展覧会開催概要≫ 展覧会名:「DAVID BOWIE is」
会期:2017 年 1 月 8 日(日)~4 月 9 日(日)
時間:<火~木・土・日・祝>10:00~20:00(最終入場 19:00) <金>10:00~21:00(最終入場 20:00)
※3 月 29 日(水)は都合により 17:00 閉館(最終入場 16:00)となります。チケットは①【10:00-12:00】②【 12:00-14:00】 ③【14:00-16:00】の枠のみの販売となります。なお、「ALL TIME」チケットをお持ちの方も 16:00 最終入場となります。
休館日:毎週月曜日(但し、3/27、4/3 は開館)
会場:寺田倉庫 G1 ビル(東京都品川区東品川二丁目 6 番 10 号)
チケット料金(税込): <一般>前売¥2,200 / 当日¥2,400 <中学生・高校生>前売¥1,000 / 当日¥1,200 <トワイライトチケット> 一般 \2,200 / 中学生・高校生 \1,000
※「トワイライトチケット」は 2 月 24 日(金)から販売。会場窓口で販売する当日券の内、【16:00-18:00】、【18:00-19:00 (金曜日は~20:00 まで入場可)】の枠が<一般>\2,200<中学生・高校生>\1,000 でご購入いただけます。なお前売り 券が完売した日時の販売はありません。
公式サイト
http://www.davidbowieis.jp/
公式 SNS:@davidbowieisjp(Twitter、Facebook、Instagram いずれも)
お問い合わせ先(ハローダイヤル):03-5777-8600(営業日時:全日/8:00~22:00)

チケットの購入方法に関するお問い合わせ先:0570-02-9111(チケットぴあインフォメーション)
主催:DAVID BOWIE is



DAVID BOWIEをamazonで探す
高橋靖子をamazonで探す

坂上 みき(さかじょう みき、 1959年2月15日 – )
大阪府八尾市出身のラジオパーソナリティ、ナレーター、タレント。元テレビ新潟アナウンサー。血液型はB型。所属事務所は、有限会社ヤマダックス(2016年10月-)。1999年8月から2000年3月まで立川志の輔とともにTBS『スーパー知恵MON』の司会をしていた。
以前のナレーションを担当した番組はフジテレビ『サタ☆スマ』(1999年4月 – 2002年3月)、『PON!』(日本テレビ)(2010年3月29日 – 2016年9月29日)など。タレントの清水ミチコには「Wow坂上みきです。わーおわーお」と、FMラジオの女性DJの特徴のひとつとして物まねされている。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で