MeCA同時開催イベント「BioCamp: Gardens as ‘Biotechnik’」
『HEAVEN X EARTH X Joe Davis』上映会と特別トークイベントのお知らせ

アジアからメディアカルチャーを発信する総合イベントMeCAの会期中に、バイオアート界のゴットファーザー、ジョー・デイビスのドキュメント映画『HEAVEN X EARTH X Joe Davis』の上映と特別トークイベントなどを開催。

「BioCamp: Gardens as ‘Biotechnik’」

バイオアートの父、ジョー・デイヴィス氏来日。ドキュメンタリーの上映、バイオアートの専門機関SymbioticAの紹介など、3つの公開イベントでバイオアートがわかる。

MeCAと同時開催しているバイオテクノロジーとアートをテーマとした日本初の国際公募型ワークショップ 「BioCamp: Gardens a ‘Biotechnik’」では、バイオアートの父と称されるジョー・デイヴィスや、メディアアートの専門機関であるSymbioticAから多彩なゲストを迎え、3つの公開イベントを開催します。

本ワークショップは世界各地から選出された20名の参加者とともに、バイオアートの専門機関やバイオアートの第一人者が集結。

バイオテクノロジーを人間が生命を理解していくために必要な技術を「Biotechnik(ビオテヒニク、生技術)」と捉え、第一線で活躍するバイオアーティストや研究者等の多彩なゲストと、アジアをはじめ世界各地から集う参加者とともに、幅広い交流・対話・出会いを促し、相互理解や問題意識を共有しながら、新しい生きるための技法としてバイオテクノロジーを有機的にデザインする方法を探求します。

このワークショップの開催を記念し、「現代の錬金術師」「バイオアートの父」などの異名を持つ、バイオアートの先駆者Joe Davisを迎えたドキュメンタリー映画の上映会、特別講演、さらにSymbioticA(シンビオティカ)よりIonat Zurrを迎え特別トークを開催します。

「BioCamp: Gardens as ‘Biotechnik’」の開催概要・詳細はこちら

1、『HEAVEN X EARTH X Joe Davis』特別上映会+トークイベント

『HEAVEN X EARTH X Joe Davis』特別上映会+トークイベント

2018年2月12日(月・振休)19:00~21:00(開場は30分前)
会場:Red Bull Studio Tokyo
入場無料(要MeCAチケット)
トークゲスト:Joe Davis(アーティスト、哲学者)[アメリカ]
モデレーター:Georg Tremmel(アーティスト/ BCL)[オーストリア/日本]
※日英同時通訳付
主催:一般社団法人TodaysArt JAPAN/AACTOKYO、国際交流基金アジアセンター
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、アメリカ合衆国大使館

「アーティストは世界の秘密を暴かなければならない。宇宙の窓のようなものを開くのだ」 ジョー・デイヴィス

今回上映するのはバイオアートのゴットファーザーと呼ばれ、宇宙人とコミュニケーションするために膣の収縮運動を宇宙に送る男(=ジョー・デイヴィス)のドキュメンタリー。

トランスジェニック生物にギリシアの詩をエンコードして、芸術と科学と物質世界のもつれたつながりを探るために世界を旅する。宇宙に居場所を見つけるため、ジョー・デイヴィスはMITやハーバードの偉大な頭脳たちに協力を求める。
著名な美術批評家、ジェイムズ・エルキンスは彼のことを「存命するもっとも興味深い芸術家」と語った。ラボからバーへ、バーからラボへと飛びまわるこの映画は、私たちに不可能なことなどないと気づかせてくれる。

ピーター・サソウスキーより(『HEAVEN X EARTH X Joe Davis』ディレクター)

ジョー・デイヴィスとはじめて会ったのはマサチューセッツのケンブリッジにあるバーだった。1990年代後半のことで、彼は義足でくるくる回り、若い女性にまたとないダンスを体験させた。床にはげしく倒れこんだときは自分で起きあがって微笑んだ。このときはジョーがどんな仕事をしているかまったく知らなかったし、知っても信じられなかっただろう。

私が惹かれたのはただ、彼の精神の純粋さだった。それから数年かけて、私はジョーの人生と仕事を理解するために一緒にポルトガル、ドイツ、フランス、セルビア、クロアチア、スロベニア、ギリシア、スウェーデン、カナダ、それから合衆国のあちこちを旅してまわった。彼は自分のために特別な芸術的自由をつくりだした。それは役に立つと同時にインスピレーションをもたらすものだが、とても費用がかかる。

トランスジェネティック生物に関する先駆的な仕事のために、彼は「バイオアートの父」と呼ばれている。『サイエンティフィック・アメリカン』誌の「ナイトライン」で特集され、現代科学の偉大な頭脳たちと共同作業をしている。

しかし、だからこの映画を制作したわけではない。素晴らしい芸術は世界の感じかたを変えることができる。もっとも想像力を飛躍させる芸術家はたいていもっとも理解されないーー少なくとも存命中は。

ジョーがそういう先駆者のひとりかどうかを語ることは私の役目ではない。私が知っているのは彼が、人間であるとはどういうことかをめぐる議論に彼しかできない貢献をしているということだ。

『HEAVEN X EARTH X Joe Davis』より
『HEAVEN X EARTH X Joe Davis』より

『HEAVEN X EARTH X Joe Davis』
2011年/85分/HD
監督/プロデューサー:Peter Sasowsky
共同プロデューサー:Amy Grumbling
撮影/編集:Peter Sasowsky
編集:Jay Miracle、Brett Nicoletti、Charlene Rule
音楽:Do.Make.Say.Think
日本語翻訳:ノジマレイコ
日本語翻訳/字幕:福原志保
日本語字幕:辻田幸広

2、Joe Davis 特別講演会「PRE-TERRESTRIAL GARDENING AND THE LEGEND OF THE MAGI」

1980年代より分子生物学、生物情報学、宇宙芸術、彫刻などの領域で活動し、バイオテクノロジーを探求してきたJoe Davis氏。1988年には遺伝子組み換えによる世界初の芸術作品「Microvenu」を制作、2012年には「Bacterial Radio Project」でアルスエレクトロニカのゴールデン・ニカ賞受賞するなど、数多くの科学技術を駆使したアートを生み出してきました。本講演では、Joe Davis氏のこれまでの活動をまじえながら、メディアアーティストやバイオアートに携わる人々をマギ(賢者)や魔術師になぞらえるJoe Davis氏にとっての「バイオアート」について語っていただきます。

2018年2月16日(金)19:00~21:00(開場18:30)
会場:Red Bull Studio Tokyo
入場無料(要MeCAチケット)
ゲスト:Joe Davis(アーティスト、哲学者)[アメリカ]
モデレーター:Georg Tremmel(アーティスト/ BCL)[オーストリア/日本]
※日英同時通訳付
主催:一般社団法人TodaysArt JAPAN/AACTOKYO、国際交流基金アジアセンター
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、アメリカ合衆国大使館

Joe Davis(アーティスト、哲学者)[アメリカ]
1980年代より分子生物学、生物情報学、宇宙芸術、彫刻などの領域で活動し、バイオテクノロジーを探求。
88年に遺伝子組み換えによる世界初の芸術作品「Microvenus」を制作。
「Bacterial Radio Project」でアルスエレクトロニカ2012でゴールデン・ニカ賞受賞。
その他の代表作に「Mouse Ear」「‘RuBisCo Stars」がある。マサチューセッツ工科大学(MIT)高等視覚研究所、同MIT生物学者アレクサンダー・リッチのラボを経て、現在はハーバード大学医学大学院ジョージ・チャーチのラボの特別職「アーティスト・サイエンティスト」に就く。

Joe Davis(アーティスト、哲学者)
(c)2009 PETER SASOWSKY (PRODUCER/DIRECTOR)

3、SymbaioticA・Ionat Zurr スペシャルト-ク「Care and Control – a living affair」

SymbaioticAは、オーストラリア・パースにある西オーストラリア大学人間科学部内に設置されているアートリサーチセンターです。Ionat Zurr氏は、共同設立者Oron Catts氏ととも、1996年に「Tissue Culture and Art Project(組織培養と芸術プロジェクト)」を結成。以降、バイオアートの分野において先駆的な活動を行っています。
本企画では、Ionat Zurr氏のこれまでの活動やSymbioticAの取り組みを紹介するとともに、文化的人工物、そして天然試料に近づく生物との、これまでと現在の関係について掘り下げていきます。

2018年2月15日(木)19:00~21:00(開場は30分前)
会場:Red Bull Studio Tokyo
入場無料(要MeCAチケット)
ゲスト:Ionat Zurr(アーティスト/ BCL)[オーストリア/日本]
※日英同時通訳付
主催:一般社団法人TodaysArt JAPAN/AACTOKYO、国際交流基金アジアセンター
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、アメリカ合衆国大使館

「MeCA l Media Culture in Asia: A Transnational Platform」開催概要

タイトル:「MeCA l Media Culture in Asia: A Transnational Platform」(通称:ミーカ)
会期:2018年2月9日(金)~ 2月18日(日)[10日間]
会場:表参道ヒルズ スペース オー、ラフォーレミュージアム原宿、Red Bull Studios Tokyo、WWW、WWW X 他
主催:国際交流基金アジアセンター、一般社団法人TodaysArt JAPAN/AACTOKYO
特別協力:表参道ヒルズ、ラフォーレ原宿、デジタル・ショック/アンスティチュ・フランセ東京
協賛:寺田倉庫、エキサイト株式会社、日本環境設計株式会社
協力:株式会社リコー、ゲーテ・インスティトゥート(東京ドイツ文化センター)、一般財団法人 渋谷区観光協会、フォステクス カンパニー 、Peatix、株式会社スタジオハル、獺祭
メディアパートナー:J-WAVE、朝日新聞社、PR TIMES
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京、アメリカ合衆国大使館
後援:オランダ王国大使館、渋谷区

https://meca.excite.co.jp/projects/camp/


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