ベルシュカ(Bershka)の2018年春夏のキールックの発表が東京・代官山で2月21日と22日の両日に行われた。レディスでは、レトロなインスピレーションがコレクション全体に広がりをみせる今シーズンのBershkaコレクション。スポーティスタイル、様々なプリントのリバイバル、テクニカルな素材とナチュラルな素材を組み合わせることで生まれるボリューム、鮮やかなカラーリング。全ての人の期待を超えるトレンドを網羅したSPRING SUMMER COLLECTIONとなっていた。

ベルシュカ,2018年春夏,キールック
ジャケット&ミニスカートのセットアップ
ナム・ジュン・パイク(Nam June Paik,)的なアート作品
ナム・ジュン・パイク(Nam June Paik,)的なアート作品
メインステージ
カラフルなビーズアート風オーバーサイズアウター
カラフルなビーズアート風オーバーサイズアウター

■今シーズンの主役級トレンド:カラーブロック、ストライプ、チェック

今シーズンのメイントレンドの一つであるカラーブロックは、大胆で迫力のある独特なルックを生み出します。例えばオールグリーンのスタイリングにバイオレットのアクセサリーをプラスしたり、ビビッドなブルーとオレンジを掛けあわせたり、パスエルイエローにライムグリーンでエッジを効かせたスタイルなどがあげられます。テーラードのアイテムには新しい素材を用い立体的なカットワークやボリュームディテールが際立ちます。

今季の最もエキセントリックなトレンドとしてあげられるのがストライプ。マルチカラーやモノトーンのストライプにプリーツディテールやスパンコールなどの素材がデザインされ、主役級の存在感を放ちます。このプリントアイテムの中で最も繊細なコレクションは、リネンやコットン素材のボタン付きワンピースやクロップドトップス&スカートのセットアップです。クロシェ編みとラインストーンがデザインされ、今シーズンのコレクションに多様性をもたらします。

春から夏にかけて存在がますます大きくなるのがパステルカラー。特にモーブカラーは、トップスやワンピース、ジャガードジャケットで多くみられます。サテンはこのトーンをベースにトータルルックスを完成させるために不可欠なテキスタイルの一つです。

今シーズンのチェックプリントはアーバン×レトロやアーバン×スポーティなスタイリングに仕上げるのがトレンド。クラシックなタータンチェックやギンガムチェックにパーカやフーディー、ナイロン素材のアイテムを掛け合わせるのが注目のスタイリング。NEWコレクションでみられるチェックプリントはカラーも鮮やかに春夏らしくアップデートされました。
 
■ユーティリティー これまで以上にフェミニンに

ユーティリティーコレクションで主役となるのがサンドカラートーン。トレンチコートやハイライズベルト付パンツ、ペーパーテクスチャーのアイテム、ライトワンピースやスカートなどがkeyアイテムに位置づけられます共布のリボンベルトは今年らしいシルエットを作り出すマストなディテールで、そのシルエットはユーティリティールックにフェミニンタッチを加えます。

■90’sスポーティ

スポーティのインスピレーションはコートやインナーウェア、アクセサリーなど、多くのカテゴリーのコレクションに見られます。パーカやカンガルーポケットジャンパーはプラスティックやナイロン素材でクロップド丈&ウエストをややタイトにデザインされたシルエットにアップデート。様々なカラーと素材を用いたポロシャツ、またジョガーパンツやボディー、オーバーサイズスウェットにはレトロでクールなタッチが全ルックに取り入れられています。

■Denim – 永遠のトレンド

クラシックな定番カラーに加え、今季はバブルガムピンクやピーチカラーがデニムの注目色。アップデートされたデザインとして、強調されたステッチやヴィンテージ加工、モノトーンのレタリングプリントなどがあげられます。中でも、ジャンプスーツ(ボイラースーツ)、ハイウエストショーツ、ジャケット&ミニスカートのセットアップ、クロップドトップブラなどがデニムコレクションのkeyアイテムとなります。

■アクセサリー:ルックにアクセントを

ルックを完成させるために必要不可欠なアクセサリー。ピアスは引き続きルックにアクセントを添える重要なアイテム。また、さまざまな素材で作られたウエストバッグは今シーズンのkeyアイテムです。他にもロープ素材やビーズ、カラープラスティックやナチュラル素材のバスケットタイプなど様々な素材とデザインのバッグコレクションがみられます。他のアクセサリーでは、マイクロサングラス、レタリングキャップ、ブライトカラーのサンダル、スポーティソックス、プラットフォームスニーカーなどがよりスタイリングをトレンディに見せる注目アイテムとして登場します。

ベルシュカ,2018年春夏,キールック
セレブなお客様来場
ベルシュカ,2018年春夏,キールック
セレブなお客様来場

メンズでは、カラーブロックのスタイリングやワントーンのスタイリングが取り上げられていた。

レトロなアクセサリー
レトロなアクセサリー
レトロなアクセサリー
レトロなアクセサリー
レトロな時計
レトロな時計

■今季不可欠なレトロとカラールック

メインステージ

POPなアシッドピンクや原色トーンのカラーリングはメンズコレクションでも今シーズンの主役カラーとなりコレクションの随所にみられます。こういったカラーはカラーブロックのスタイリングやワントーンのスタイリングで取り入れられます。

最も重要なプリントとしてあげられるのが、マルチカラーのストライプやモノトーンのストライプのアイテム。夏に向かうにつれフラワープリントやサンドカラー、イエロー、オークルトーン、そして新たなカラートーンとしてレッド、ナイロン素材のコレクションが加わります。夏フェスの時期にマストなモノトーンのレタリングがデザインされたアイテムやサイドラインのアイテムが今シーズンのアクティブなストリートウエアに不可欠なアイテムとなります。

オーバーサイズのスウェットはメンズのビッグトレンドの一つ。レッドやエレクトリックブルー、ピンクやイエローなどワードローブをアップデートするエッセンシャルなアイテムとなります。

■アクティブなテーラリング

アクティブなテーラリング
アクティブなテーラリング
サイドラインが入ったスポーティなデニム
サイドラインが入ったスポーティなデニムなど

テーラードのアイテムがこれまで以上にストリートに、そしてアーバンなムードを感じさせるオーバーサイズでコンフォートなスタイルにアップデート。
グレンチェックはグランジテイストをスタイルに加え、さらにグレー、ブルーそしてグリーンのカラーの重要性を強調します。また同じくkeyとなるのがトップスやショートパンツそしてアクセサリー。特に、ポロシャツを用いた洗練されたシェイプのアクティブでスポーティなスタイルが注目のルックとしてあげられます。

■ユーティリティーと新素材

レーヨン、ナイロン、コットンなどの素材を用いたオーバーサイズのトレンチデザインのアウターは今シーズンのマストハブな一枚に。スマートスタイルはよりアーバンなエッジを効かせたスタイルへと生まれ変わります。

■ルーツに戻るDenim

ヴィンテージ加工の復活 - より強いウォッシュ加工やダメージ加工が加わります。またサイドラインが入ったスポーティなデニムも今シーズンkeyとなるデザインの一つです。シルエットは定番のスキニーパンツやストレートパンツ、トレンドのワイドパンツなど幅広いシルエットやデザインで登場します。

■マストハブのレトロなアクセサリー

90’sを彷彿とさせるどこか懐かしいバックルベルトやウエストバッグ、ベースボールキャップは今季のルックを完成するために必要不可欠なアクセサリー。レトロなアクセサリーとアーバンなウェアとのコンビネーションにスポーティな要素を加えた最旬のスタイルが完成されます。

https://www.bershka.com/jp/

【私論】

90年代レトロな感覚がメインのルックが多く、バックルベルトやウエストバッグ、ベースボールキャップなど懐かしいアイテムが展示されていた。オリンピックイヤーは、スポーツ系のアイテムが増えると言われていた通り、サイドラインが入ったスポーティなデニムなどがしっかりと展開されていた。期待を裏切らないスペインのグローバルブランドの真骨頂を見た。fashionは、スパイラルにトレンドが繰り返すと言われている。

そんな中で、ベルシュカ(Bershka)は基本に忠実にトレンドセッティングを行っている珍しいブランドだ。ティーン向けのブランドがなくなっている中、アグレッシブに若者をターゲットにした戦略は、グローバルな視点からすれば、若者人口は増え続けている証だ。それに果敢にチャレンジすることで、ぽっかり空いた日本の若者マーケットを独占できるような気がした。(井上和美)


ベルシュカ(Bershka)をamazonで探す

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で